7月23日~27日にかけて、M1学生6人+中国からの交換留学生3人で上士幌町に滞在してきました。今回の滞在の目的は、上士幌町の目指している、まちなか居住を実現する集合住宅の設計スタディをすることです。
敷地はかつては病院があった跡地で、歩いてすぐ商店街や役場や公共施設に行くことが出来る立地です。主なターゲットは子育て世代ということでスタディを進めています。
滞在の前半は、敷地を見たり、町内の公営住宅や子育て支援住宅を見学したりと、設計のヒントを得るために時間となりました。ここで、留学生は日本の住宅というものに対する理解が深まったようです。また町役場の皆様には様々な面でサポートをして頂き、ワークの間には美味しい焼肉を頂いたり、気球に乗せて頂いたり、ナイタイ高原へ連れて行って頂いたりしました!楽しい時間を過ごさせて頂いたことへの感謝の気持ちと同時に上士幌町で暮らす方々がもっと楽しくなるような設計に必ずしなくては、と気が引き締まりました。
今回は3つのグループに分かれ、それぞれグループごとに提案することを目標にしています。
宿泊先では、グループごとのスタディ、メンバー全員でのミーティングを繰り返し、案を固めていきます。グループ内では中国語と日本語と英語が飛び交い、6月に参加した重慶大学とのWSを彷彿とさせました。敷地の使い方、住宅に対する考え方など中国と日本では異なることがありますが、互いに説明することで考えがクリアになっていきました。ですがスタディはまだまだ足りません。自分たちのアイデアを魅力的な形にすべく、滞在後半も上士幌の生活を体感しながらワークを進めます。
M1 藤巻
Comments