先日、森教授が日本建築学会が主催する連続シンポジウム『復興の原理としての「建築」〜コミュニティ・アーキテクト制をめぐって〜」でプレゼンテーションを行ったのですが、その企画展「復旧復興支援建築展」に出展させていただきました。
出展したものは気仙沼市小泉地区移転計画を示すコンタ模型です。2.6×1.2㎞四方、最高海抜高74mの海岸沿いの険しい地形を1/1000のスケールで切り取りました。この模型では過去(津波によって流出した家屋・沈下した土地)、現在(現存建物・地形)、未来(移転先)の3つの表現が混在しています。一目で移転計画全体を捉えてもらえるようにと意図しました。・・・上手くいったでしょうか。いきましたよね。そう祈ってます。
移転計画はいよいよ土地の造成に入る段階まで進んでいます。僕ら学生は直接的には移転計画に関わっていませんが、このような場に置いて震災復旧計画の情報発信の一端を担える事は嬉しい事です。今回の展示期間は3日と短いものでしたが、模型を通し少しでも震災復興へ向かう人々と建築の力を感じていただければ幸いです。
修士1年 北條
森教授のプレゼンテーションの様子:そうそうたる顔ぶれ
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